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性的逸脱について:アートディレクター、エイミー

魅惑的で神秘的なベルベットのマントをまとうエイミー・ニコール・フッドさんは、そのエロティックな生身の体の創造性を露わにします。クリエイティブに精通し、アーティストでもある彼女は自分に限界を作るという考えを断固拒否しています。彼女の職業を言い表す言葉はいくつかあります。女優、モデル、アートディレクター、出版者、ビジュアルアーティスト。フロリダ出身の彼女の現在の目標はニューヨークのありとあらゆるチャンスを掴むことです。おそらく彼女の一番尊敬すべき特徴は、自分のあらゆる面を受け入れているということです。伝染性のあるだらしないセクシーさから、根暗で感受性が豊かな表情まで。エイミーさんとの刺激的なインタビューをどうぞお楽しみください。

まず初めに自分の職業は何だと思いますか。女優、クリエイティブディレクター、アーティスト、出版者などたくさん思いつくのですが。

人に何してるのか聞かれたときにはアーティスト兼ディレクターと答えています。これは一番シンプルに私がやっている様々なクリエイティブなこと、それらを包括しています。主にはアートディレクション、制作、デザインなどですね。私は必要なことを学んだり、既に持っているスキルを活かしてものごとを実現させています。様々な方法でクリエイティブ性を発散しています。印刷物やロゴをイラストレーターやインデザイン(どちらもデザイン制作ソフトウェア)を使って作ったり、写真を撮って現像したりもします。大きなコンセプトを思いつくことが多く、それをどの分野の能力を使えば一番上手くいくかわかるんです。コンセプトから完成品まで作り出し、売り出すことができます。それからモデルや演技もやりますよ。
一人で会社を経営されていると、ほとんどをワンマンライブのように一人でやらなくてはなりませんね。かなり大変だとは思いますが、そのおかげでダイナミックな創造性を持つ人間になれます。個人的に毎日自分をより良くしたいと思っています。新しい情報やスキルを学ぶのが好きで、使いこなせるようになることが楽しいんです。

“カルトブランドを作りたいなと思ったんです。考えさせられる、受け手と相互に作用し合うような、それでいて知的すぎず、とっつきやすいブランドです。”

最新の本『Cult Classic』について聞かせてください。どのようなビジョンがおありで、何を伝えようとしたのでしょうか。

私の新しい会社VISCOUSの構想を練っていた時、カルトブランドを作りたいなと思ったんです。考えさせられる、受け手と相互に作用し合うような、それでいて知的すぎず、とっつきやすいブランドです。美的に一流で、でもユニークでチャーミング、それからもちろんセクシーなブランドにしたかったんです。カルトブランドを作るのにカルトクラシック(カルト的な人気を誇るフィクション小説のこと)を作る以外いい方法があるでしょうか。だからやってみました。一度わかると、複数の感覚の中にあるカルト的現象の論理が自然とできあがりました。映画のストーリーのアイディアがオリバー・ストーンの映画のように脳内にひらめいたのです。映画が大好きで、自然とオリジナルの映画を組み立てていくんです。それからもちろん、何においても出来る限り上手くやる必要があります。
伝えたいメッセージが既存の社会通念に疑問を呈するものであるときに、なかなか進んで発表しづらいものです。人々の闇の部分を露わにしたりする場合は特に。しかしそれは分析的で、幅広い視野を見据えたエンターテイメント性のあるものなら別です。カルト、宗教的熱意の論理で私が特に面白いと思った要素は崇拝の規律です。人間の崇拝欲求と、それをしなくてはならないと感じている点、またそれを楽しんでさえいる点です。

この本はご自身の出版会社Viscousから出版されましたね。実現するのは大変でしたか。
とても面倒ですが、創造的で開放的です。何も変わっていないように感じるときでも、思い描いていたものが実際に出来上がるのを見るのはとても満足します。そうすれば自分自身に少し笑顔になれ、さらに頑張ることができるのです。

セックス、エロチックな本、暴力などが度々エイミーさんの作品のテーマとして登場しますが、なぜこれらのトピックを探求しているのですか。

セックスと暴力はどちらも古典です。人類の最も原始的な要素のひとつです。一般に数千年もの間、芸術、文化、社会の中ではびこっているトピックです。なので夢中になるのは自然だと思います。セックスは人間の暗い部分でありながら、いつも美やアイデンティティの一部です。

多くの人が自分の性的関心を探求したり、こうだと決めるのは難しいです。どのようにしてエイミーさんは自身の性的嗜好に気兼ねなく自信をもてるのですか。

あまりそういうことは考えませんね。私は私で、いつも自分のベストな可能性を追い求めようと努力しているだけで、セクシーになろうとか、自信を持とうとかは考えません。

“セックスと暴力はどちらも古典です。人類の最も原始的な要素のひとつです。”

制作物が本当にすごいですね。『性的無規律』『フェティシズムについての研究 Vol. 1&2』という作品についてお伺いしたいのですが。

ありがとうございます。寝不足なんです!(笑)『性的無規律』は前のビジネスパートナーと彼氏と一緒にコンセプト設計から、制作、出演したショートフィルムです。『フェティシズムVol. 1&2』は以前の出版会社インペリアル・ピクチャー・パブリッシングからリリースされた最初の作品のひとつです。そして私のアートディレクターと、デザイナーとしての第一歩でもあります。

エイミーさんはグラフィックデザイナーとしての才能もおありですね。どのようにしてその技術を身につけたのか、また最近ブルックリンのOkay Spaceの個展についても教えて下さい。

直感で始めましたね。子どものころからクリエイティブなことが得意で、アートに興味がありました。『フェティシズムVol.1』をやろうと決めた時、デザインをやろうと思い、それからずっとデザインが大好きです。個展は『CAUCHEMAR』というタイトルでした。初個展で独特で複雑な手法を使った大きな浮き彫り印刷のシリーズを発表しました。人生の悪夢について、多くの困難に直面する楽観的な独創性についてのシリーズでした。目を閉じた時にまぶたの裏に見える夢の切れ目のような、鮮やかでちかちかする粘着質なもの、もしくはシュールな現実の幾何学的な再解釈。形、手触り、そして色についての観察などです。

無数の作品を生み出すのに、どこでエナジー補給をされているのですか。

はあ、私もわからないんですよ!24時間ずっと活動しているような人間なので、一日が36時間あればいいなと思っています。そうすれば寝る、エクササイズをする、仕事をする、の全てができます。そして…すこーしだけリラックします。

次はエイミーさんのファッションについてお聞きします。O.N.Sのメンズウェアをセクシーに着こなしてくださいましたが、普段のご自身のファッションはどのような感じですか。またクローゼットの中のお気に入りの服を教えて下さい。

レトロ・ヴィンテージなセクシーさ、40年代から70年代の雰囲気があって、でも機能的なもの。特に好きなものは40年代のハイウェストでゆったりとしたスカートなドレス、それから冬にはカシミアの着心地が良いセーターです!

2017年はどのような年になるでしょうか。本や映画、個展、さらにビジネスなどで新しい企画はありますか。それからいつも忙しいエイミーさんですが、恋愛をする暇はあるのでしょうか。

本は絶対にもっと出しますよ!ギャラリーでの個展もやるかもしれません。商業的なクリエイティブディレクターとしても幅を広げたいと思っています。慈善事業についてもやりたいことがあります。ううん、たぶん、そうですね!ぴったりな男性もしくは女性がいれば。

5?10年後、ご自身のブランドはどのような進化を遂げていると思いますか。

カルトブランドとして会社を基盤にできるようにしたいです。相互に関われて、クリエイティブで革新的なブランドでありたいです。動画のプラットフォームや出版以外にも様々な製品も作る予定です。見逃さないようにしてください!

エイミー・ニコール・フッドのインスタグラムはこちらからチェックhttps://www.instagram.com/_amyhood_/

『Cult Classic』の本はこちらから試し読みできます。http://www.viscousltd.com/cult-classic

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