O.N.S MANUAL

女性バーテンダー:IVY MIX

「ベスト・アメリカ・バーテンダー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したバーテンダーで、リヤンダ(Leyenda)の共同オーナーの一人、アイビー・ミックスさん(なんと本名です!)をご紹介しましょう。とてもエネルギッシュな彼女はリヤンダをオープンする際、多くの雑誌やウェブサイトで特集されました。そしてバーテンダー界でも一際有名な女性です。トップバーテンダーとしてだけでなく、スピード・ラックという女性バーテンダーのスピードを競う大会の創業者でもあるのです。リアリティーショー『トップ・シェフ』で見られるようなドラマがそこでは見られます。
ラテンアメリカの風が感じられるリヤンダはもうすぐ1周年を迎えます。ブルックリンのスミスストリートのバーやレストランが集まる通りでも、かなり名が通るバーとなりました。アイビーさんの豊富な知識と、スピリッツをミックスする情熱がバーを成功させたと言っても過言ではないでしょう。リヤンダのほとんどのカクテルメニューはアイビーさんの考案で、その中でも今回は“Say Anything” (何でも言って)カクテルを本当に手早く作ってくれました。瞬きもできないほど早いのですが、それが美味しいんですから言うことなしです。おすすめは何ですか、と聞いたところ、これも早いウィンクと素敵な笑顔でこう返されました。「全部です」

まず初めに、バーテンダーを始めたきっかけを教えてください。

バーテンダーになったのは旅行が大好きだったからです。バーモント州のベニントン大学に通っているとき、フィールドワーク・タームのために旅行に出る機会があったんです。(フィールドワーク・タームというのはキャンパスの外で冬学期を過ごすプログラムです)その時、グアテマラに行きまして、バー文化を経験して大好きになりました。当時はまだ携帯電話が普及していなかったので、定期的にみんなと会うのが今より大変だったんです。フェイスブックももちろんありませんでした。バーが人に会う場所だったんです。そこで働けることがわかって、そこにばかりいました。私は自分の居場所を見つけた!という感じでしたね。ニューヨークに引っ越してきて、カクテルバーテンダーという仕事を見つけて、これはアートとクリエイティビティとカクテル作りが一つになった最高の仕事だと思いました。

それまでの仕事を思い切ってやめて、ニューヨークに自身のバーをオープンしようと思ったのはいつのことですか?

選択肢はひとつしかありませんでした。他の職業では手に入る健康保険、年金、将来性というのがバーテンダーをしているだけでは得られなかったんです。将来に向けて何か安定したことがやりたかったですし、他の店じゃなく自分の店で働きたかったんです。だから選択肢はひとつだけでした。やるしかない!という思いでした。

初めてバーをオープンさせるのはすごく大変だったと思います。準備期間はどういった感じでしたか。

ずっと熱狂していましたね。私とパートナーたちは店の場所をリース契約してから5ヶ月と数日でオープンさせました。同時に店の露出を多くして、アイデンティティを確立しました。目が回るような忙しさでしたが、やった甲斐はありました。

聞くところによると、アイビーさんはメキシコの蒸留酒「メスカル」に詳しく、アイビーさんの作るカクテルのキーになっているそうですね。どうしてメスカルにそこまで詳しくなったのか教えてください。

初めてバーテンダーをやったのはグアテマラで、そこがテキーラとメスカルのバー、カフェ・ノ・セという場所でした。グアテマラでは新しいスピリッツが手に入らなかったのでメキシコへしょっちゅう行きましたね。今はただただ味が大好きなんです。純粋なスピリットで、原料のリュウゼツランの種類やどこで作られたかによって味がすごく変わるんです。

リヤンダはオープンから間もなくして人気店になりましたね。ブルックリンの他のバーと何が違うと思いますか。

道を挟んで向かいのクローバー・クラブ(Clover Club)で4年間働いていたので、それが良い結果に影響していると思います。オープンする前にすでにブルックリンに8年間住でいて、ブルックリンのいろいろな場所で働いていました。リヤンダはアメリカ中どこでオープンしても良かったんだと思いますが、この場所がリヤンダを必要としていたのです。だからこそ成功したのだと思います。美味しい料理とお酒、でも普通じゃない。私たちはみんなラテン系ですが、テキーラとタコス、メキシコのサンブレロ帽子だけじゃつまらないでしょう。美味しい料理と美味しいお酒、全てがリヤンダにはあります。そこがリヤンダが必要とされていた理由です。今やこの近所でなくてはならないバーですよ。

初めてリヤンダに来るお客さんにおすすめのメニューはなんでしょうか。

Tia MiaとSonambulaを飲んでください。それからステーキとパヌーチョス(煮豆が入った揚げトルティーヤ)を食事にどうぞ。この時期はロブスタータコスも食べれます。これは本当に美味しいのでおすすめです。

アイビーさんは女性だけのスピード・バーテンディング大会「スピード・ラック」の共同創設者でもありますね。どのような経緯があって行われることになったのでしょうか。

当時世界中の最良のバーがある市場で、女性がほとんど日の目を見ていなかったんです。私は「なぜ?!」と思い、スピード・ロックを始めて、女性バーテンダーがいかに素晴らしい仕事をするかを披露する場を作ったんです。目標は「こんなにすごい女性バーテンダーがいますよ!仕事をください!」ということでした。そして上手くいきました。これまで6年間で700人以上の女性が大会に参加し、乳がんのボランティア団体へ500,000ドル(約5000万円)寄付しました。

スピード・ロックに参加し、注目された女性バーテンダーを何人か紹介してくれませんか。

もちろん!レイシー・ホーキンス(Lacy Hawkins)さんは今年全国優勝しました。エリザベス・フォーサイズ(Elisabeth Forsythe)さんはテキサス区で優勝し、そのおかげで新しい仕事を手に入れました。ケルシー・ロマージュ(Kelsey Ramage)さんはカナダからロンドンに引っ越した新人の女の子でしたが、良い成績を残して今はロンドンの中でも指折りのバーで働いています。

いつもとても忙しいとは思いますが、もし1日休みが取れるとしたら完璧な過ごし方はどんなものでしょうか。

ああ、それは良いですね…。完璧な1日は水辺で過ごすことです。ボートか、川辺か、ビーチか。読書して、ロゼを飲んで、乗馬したいですね。もしくは、午前中に美術館でアートを楽しんだ後、水辺に移動しても良いですね。トロピカルなビーチや、東海岸の川か大きな湖が良いです。

最後になりますが、次は何をしたいとお考えですか。店を大きくしたいとか、新しい店舗を開きたいとか、もしくは少しリラックスしたいなどありますか。

今はリヤンダとスピード・ラックをやっているでしょう。いろいろやりたいことは妄想するんですが、今はこれで手一杯ですね。フルタイムの仕事が2つあれば十分でしょう!

Ivy’s “Say Anything”

リヤンダに来たからにはアイビーさんの手作りカクテルを飲まずには帰れません。下のレシピはアイビーさんの“Say Anything”カクテルです。シンプルで、スパイシー、それでいて新鮮な味わいです。

ハラペーニョ・テキーラ 1オンス
ノボロール 1オンス※
スイカシロップ 1オンス
ライム 0.75オンス
ミントの葉 少々

※ノボロール:カシャッサ(Novo Fogo)とアペロールを1:1で混ぜたもの
これらをシェイクしてカクテルグラスに注ぎます。お好みで塩をグラスの淵に付けましょう。仕上げにミントの葉を添えればできあがりです。

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